金子みすゞさんの詩
一緒にいるからって何でもかんでも
わかってもらえるわけじゃない。
やはり一人一人違うわけで。
一緒にいると、
なんだかわかってもらえるような
わかってくれているんじゃないか?
というような
おごりが出てきたりします。
わかってよ!という願望だったり。
その思いの形はそれぞれ違うけど、
他人を自分を理解してくれている人。
と勝手に思い込む、思い込みたい、
という点で一緒かなと思います。
そういう時は、
必ず、そうじゃないと、
一緒じゃない。
自分と同じ人は
この広い世の中、
この世界中の人間の中に、
誰一人いない。
自分のことを
全部理解してくれる人はいない。
という事を思い知らされる瞬間に
出会います。
それは決して悲しい事ではなく、
ただ単純にそこにある現実。
普通のこと。
自分が勝手に相手に期待したり
依存したりするから、
現実を捻じ曲げて
わかっていたはずの認識が
ズレてきたりするけど、
本当は皆、わかってる。
忘れちゃうだけ。
私もまんまと忘れかけていたので、
覚書。
自分の思いを出して、
相手と話して、
相手が違う意見だったり
私のことを理解できない部分があったり。
私も相手の事が理解できなかったり。
それが普通。
それでいい。
まさしく、
『みんなちがってみんないい』
なのです‼︎
金子みすゞさんの
「わたしと小鳥とすずと」より
有名な一節でした。
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